以前のトピックス ('18.4'23.9)


btnorng全国産業安全衛生大会 (’23.9)  大学教員の業務で,宮崎から休みなく名古屋へ.ここで3日過ごしたので,ほとんど2週間連続の出張,というのはIEEEDLで世界一周していたとき以来で,本当に久しぶり.この大会,さすがに全国大会なので規模が大きい.開会式の前にはブラスバンドの30分演奏もあるような華やかさ.厚労副大臣,愛知県知事,名古屋市長,室伏スポーツ庁長官のあいさつ,産業事故死者への黙とう,会場全体で安全の指差し唱和など,本格的.あと,安全衛生に携わる人たちの発表の上手さに驚いた.学会の発表ばかり聞いているのは井の中の蛙かもしれない.

btnorng宮崎のMOC (’23.9)  土曜日に終了した応物の翌日から開会ということで,名和君,田原君と共に高速バスで移動.近そうでも4時間近くかかる.高そうなシーガイア併設シェラトンホテルは避けて街中に宿泊.周囲に宮崎牛のレストランが多くて驚く.シーガイアは宮崎駅から13kmと遠く,あらためて不便と感じた.会議参加者は250名ほどだが,それなりに活況.半数は外国人だったかもしれない.國分先生や雙田さんと交流.雙田さんの自動微分の話は興味深かった.オンライン参加と想像していたハーバードLoncarは実際やってきた!青島や堀切峠,鵜戸神社,都井岬まで一緒に出かけて,いろいろ議論した.彼は学生のときから3回本研究室を訪れてくれたが,最初の頃に比べて本当に偉大な研究者になった.親戚がノーベル賞を受賞したので本人もプレッシャーだそうだ.あと,東工大・宮本(智)先生情報のイスラエルスタートアップの任意方向レーザは凄い.本研究室の二人は上方放射回折格子の計算結果とOFDRを発表で好評だった模様(上の出張のため,馬場は名和君のOFDRを聞けず).いずれにしても,この出張もいろいろ情報交換できて,充実していた.

btnorng熊本の応物 (’23.9)  熊本という地での学会は35年ぶりかも.前回訪れたとき,食べ物が何でもおいしかった記憶があるが,今回もまさにそうだった.JAL職員の転職先の一番人気という話も聞いた.応物会場は熊本城ホールというピカピカな新しい会議場で,モールに直結,繁華街から至近距離にあって,極めて便利.過去に訪れた国内の全ての学会の中でも屈指の場所かもしれない.会期ははじめての5日間で,本研究室からは9人が出向き,シリフォトとフォトニック構造で発表した.目立ったのはやはり野田研のPCSELで,パルスでkW到達というのは,頭一歩,抜きんでた感じがある.そのほか,機械学習と進化計算では後者がどんどん優勢になってきている模様.あと,OFDRがじわじわ広がりつつある.会場では井上さん,北君,近藤君,渡邊(敬)君に会ったほか,応物副会長時の同期・東工大の波多野先生や元会長・財満先生,もちろん野田先生,岩本先生,西山先生,太田先生とも交流.山本君お勧めの阿蘇山や住吉海岸も素晴らしく,充実した会議だった.

btnorngレーザ関連国際会議APLS (’23.9)  4年という大きな延期を経て,対面にこだわった会議が函館で開催.慶大の神成先生や田邉先生,東大の芦原先生が切り盛りしていて,千葉大・尾松先生,本学の片山先生も見かけた.大型レーザの話題が中心だったが,オープニングセッションの本研究室からのLiDARの話題もそれなりに興味を引けた模様.関東圏で続く猛暑に比べると,函館はとても過ごしやすい.海際なのに,なぜか空気も乾燥して,気持ちよかった.

btnorng北村先生は東北大へ (’23.9)  野田研から京都工繊大を経て,北村先生が東北大の教授に就任された.今後の活躍を期待します.

btnorng対面の入試,中間発表... (’23.8)  対面が中止されていた行事が次々と復活.一方で神奈川はコロナが急増.学校は学級閉鎖という話も聞くようになった.

btnorng対面の光通信研 (’23.8)  2020年は中止,20212022年はオンラインだったが,今年は合宿なしで大岡山キャンパスでの対面開催となった.RoFなどを発表した李君がベストポスター賞を受賞.次年度は再び富士吉田かも.

btnorngSeo先生帰国 (’23.8)  KAISTからサバティカルでやってきたMin-Kyo Seo先生が半年間の滞在後に帰国.研究室メンバーといろいろ交流があった.実験でもいろいろ指導いただき感謝!

btnorng小柳秘書が復帰 (’23.8)  半年間のクーリングオフの後に4回目の復帰となった.

btnorngAMFが都心部でシンポジウム (’23.7)  シンガポールのシリフォトファブIMEが企業化されてAMFになって8年ほどになる.宣伝や人脈形成を兼ねて,ランチョンシンポジウムが行われ,日本側からは本研究室と富士通が発表した.六本木の高層ビル泉ガーデンの最上階のホールで多くの日本人が集まった.完全ガラス張りに超高速エレベータは怖い!

btnorngKAIST学生が滞在 (’23.7)  Min-Kyo Seo先生の研究室のD2学生Hyeon Hwangが共同研究のために短期滞在.さわやかイケメン男子でみんな驚く.

btnorngOFDRの論文が登場 (’23.7)  鎌田君のOFDRによるLiDARチップ評価の論文がOptics Express登場.

btnorng今年の国際光デーシンポ (’23.7)  コロナ初年度の2020年は中止,2021年はオンライン,2022年はハイブリッドだったこのイベント.今年は対面オンリーで,ポスターセッションを伴う形での大規模開催.学術会議講堂前のロビーを借り切っての80グループのポスター発表は壮観.また,これまで国際学会組織で物理部門のサブカテゴリーだった光が,物理と並ぶ立場に昇格したことをお祝いし,照明デザイナーの石井さん,NTTIOWNをけん引する川添さん,農技総研理事長の久間さん,量子生命という新分野を立ち上げた馬場先生,光格子時計の世界標準時を待望する香取先生という具合に,物理というカテゴリーを超えた講演で,講堂は200人以上の聴衆で埋まった.恒例の赤坂での交流会は,サポートしてくれた学生たちも加わり大盛況.

btnorng浙江大学でのアジア欧州シリフォトスクール&シンポ (’23.7)  OECCに続いて参加.同大学の国際会館で開催.新しくて非常にきれい.全参加者は150人くらいながら,IMECEHU,サザンプトンなどから欧州の重鎮たち,米国からはインテルと,なかなか壮観なプログラム.日本からは本グループのみが参加して,LiDAR70分の招待講演を行った.用意してくれた宿泊部屋は広くて立派.ミーティングルームとベッドルームで60m2以上あったかも.

btnorng上海のOECCほか (’23.7)  昨年6月はコロナ後の初の本格的な対面会議を富山で開催.今年は上海ということで,李,鎌田,川原と共に参加.まず驚いたのは東京を上回る高温多湿.明らかに体温より高い.さらに驚いたのは,会場での日本人の少なさ.いつもは大量に参加するNTTをはじめとする企業や電子情報通信学会系のメンバーが軒並み渡航を中止した模様.欧米人も多少はいたものの,多くは中国人だった.でも会議は活気があり,鎌田のOFDRと環境光耐性の話は,容赦ないシャッターを受けていた.上海のど真ん中ということで,街も圧倒的な迫力.特に展望台がスカイツリーの展望台を上回る高さという世界第二位のビル:上海タワーは圧巻.宇宙センターを思わせる電波塔も,近くで見るとすごい威圧感で,印象深い.上海の人たちは一昔前とは見違えるほどあか抜けたと思う.また,現地では店も屋台も地下鉄も全てAlipayによる支払いで,現金を一度も使わなかった.

btnorng川原君の旅 (’23.6)  D2の川原君は初めての海外出張を単独で慣行.コロンビア大Lipson研,ハーバード大Loncar研を訪問した後,カナダで開催の電磁波モデリングの会議NEMOに出席,そこから日本を経由して上海に飛び,OECC出席.浙江省のシリフォトシンポにも出た後,清華大も訪問するという約3週間の旅になった.

btnorng回折格子カプラの最適化 (’23.6)  回折格子と孔配列を組み合わせたカプラは120個のパラメータを最適化.上下非対称放射や出射ビーム形状補正などを行い,効率85%以上を計算.効率60%以上でCバンド全域フラットも可能に.

btnorngSLGのトポロジカル最適化 (’23.6)  もうかれこれ8年もやっているSLGの最適化.目的が多くてバランスをとるのが大変.CMA-ESで回折格子の角度などを最適化してきたが,それもバラバラにしたので,いよいよトポロジカル最適化になってきた.

btnorngKクロック生成までをオンチップ化 (’23.6)  3年前に作っておいた24cmSi導波路干渉計入りのLiDARチップ.試してみたら,見事,LiDAR動作を実現.

btnorng上下非対称放射の論文が登場 (’23.6)  陶山君の上下非対称SLGの理論と実験がOptics Express登場

btnorng中国のVISA取得 (’23.6)  今年のOECCが開かれる上海のために,中国のVISAが必要ということで,お台場の中国大使館に渡航メンバー全員が出向いた.事前のフォームへの入力が膨大な上に,大使館に行く予定表がだいぶ先まで埋まっていてびっくり.また,大使館に行くと,長蛇の待ちの列!結果的に無事,VISAはもらえたものの,早くこの制約が解除になってもらいたいもの.ちなみに,VISA取得では以下がポイント: ・予定表の空き状況は毎日変化していて,直近が突然空くことがあるので,注意して見ていて(特に朝の時間帯),予定変更するとよい ・予約日は現地でチェックされるが予約時間はチェックされないので,朝早い時間に行った方がいい,昼休みがあるので昼の時間は長時間待たされる ・現在のパスポートの写真の頁と直近の中国渡航歴のスタンプがある場合はその頁のコピーも必要,期限切れのパスポートの方に渡航歴があるなら,そのパスポートの原本とコピーもあった方がいい,ただし現地にコピー機がある ・自分の写真は必要,ただし即席写真機も現地にある ・国際会議で行く場合,会議運営会社の証明書だと,その会社は何なのか質問されて揉める場合があるので,その会社が会議を運営していることがわかるWEBのコピーがあるとよい.などなど.

btnorng対面のCR講習会 (’23.5)  毎年,複数の研究室で開催していた安全講習を兼ねたCR講習会.ここ数年,コロナのおかげで本格開催ができなかったが,今年は関口研,西島研と合同で開催.講習後には相互の研究室見学と飲み会まで開催して,新鮮だった.また,西島研以上に関口研が本研究室の電子ビーム描画を使うようになった.

btnorng対面の中間発表会 (’23.5)  昨年度の冬の発表会に引き続き,構想発表会も対面を再開.荒川・西島・水野・馬場研の合同で,大勢の発表を行った.

btnorngKクロックLiDARCLEOで発表 (’23.5)  研究員の玉貫君とRAの山崎君がサンノゼに渡航.山崎の発表の後,サンテックアメリカ研究所やUSCHashemiグループを訪問.

btnorng伊賀先生の文化功労者祝賀会 (’23.5)  何度も講演を聞いていても,徐々に味わい深くなってきます.祝賀会では文科省の課長,小舘先生,荒川先生,伊澤先生,池上先生といった重鎮,益学長を含む大学関係者や末松・伊賀研同窓生,國分先生をはじめとする微小光学研究会関係者など,大勢が駆け付けた.益学長からは東京科学大学になった経緯なども伺った.

btnorng赤石秘書が復帰 (’23.5)  半年間のクーリングを経て,再び秘書をお勤めいただきます.

btnorng新年度の活動開始 (’23.4)  他大から院入学した2人を加え,新たな研究室がスタート.水野研の清住君がしばらく研究室間インターンシップで滞在.

btnorngポスター賞 (’23.3)  会議の最後に発表されたポスター賞2件はKuipersチームのPhD candidate活発女子が発表したトポロジカルフォトニクスに続いて,何と川原君が発表した光変調器が受賞

btnorngPECSの桜ツアーと会食 (’23.3)  夜の時間を利用して神田近くの桜の名所,ライトアップされた千鳥ヶ淵を訪れた.おそらく外国人も桜の最盛期は見たことがなかったはず.例年より開花が早くて心配したが,ギリギリセーフで,Yablonovitchspectacular ! と楽しんでいた.千鳥ヶ淵を出た直後に始まった大雨は完全なオマケ.そのあと,いろいろお世話になっているヨークKrauss,スタンフォードFan,ハーバードLoncarを個人的に招いて新宿で会食した.

btnorng7年ぶりのPECS (’23.3)  何の学会にも属さない不定期に開催されるフォトニック結晶国際会議の13回目は桜が見事な神田明神会館で開催(←ここはお勧め!).前回の英ヨーク開催が2016年なので,コロナ禍で止まっていたとはいえ,7年ぶりになる.1回目に若手研究者や学生だった世界の多くのメンバーは主要国際会議のプレーナリースピーカー級になったが,100名強の小規模の会議にその彼ら(バークレーYablonovitch,スタンフォードFanVuckovic(当人は来られずグループメンバー),ハーバードLoncarMIT Soljacic,ヨークKrauss,マックスプランクRussell,デルフトKuipers,トウェンテVos,香港科技大C.T.Chang,清華大Y.Huang, 京大NodaNTT Notomi...)が一堂に集まる様子は壮観.話題の中心はトポロジカルフォトニクス,BICnon-Hermetianだったような感じもするが,もう少しリアリティが感じられるものが沢山ほしかったかも.本研究室はLiDARの講演に加え,多数のポスターを発表.軽妙なトークと熱心な議論で会議を盛り上げた主宰者の東大・岩本先生の活躍は絶賛モノ.次回は比較的近々にオランダ開催になる模様.

btnorng卒業・修了 (’23.3)  久しぶりに普通の卒業式が復活.でも4月が近いので,謝恩会はまだ開けない.それもあるが,うちは3月末にフォトニック結晶国際会議PECS3月末にある.内輪でささやかな飲み会を開催.

btnorngChat GPTの話題 (’23.3)  いろいろなところで話題になっているが,お願いすると全て回答が返ってくるとしたら,人間は相当,勉強しなくなるし,頭が衰えるかも.知識や経験に頼る職業だけでなく,プログラマーのような情報人材も一気に職を奪われるかもしれない,ロボットも普及してモノづくりもやってしまうようになると,最後に残るのはハード系の研究職くらい,という話もあった.

btnorng野崎君の展開 (’23.3)  ’07D修了の野崎君の新たな展開に驚いた.レーザ加工のネームプレート工房を起業.興味がある人は彼に聞いてください.

btnorng上智大の応物 (’23.3)  昨年秋の仙台の応物から対面がほぼ完全に復活したが,オンライン講演も根強く残っていて,このまま定着してしまうとしたら運営としては面倒なのかも.そもそもマイクがないと議論ができないのが,いちいち時間をロスする.発表では京大・野田研のPCSELの成果が圧倒的.多くのスタッフや企業の力で,新しいレーザの世界を作りつつある.一方でOFCの活況からすると,日本のシリフォトはもう一段の頑張りが必要.日本のシリコン半導体全体の行方とシリフォトの運命も連動しているので,すごい勢いの海外に対抗するには1千億円クラスの注入がほしい.また今を逃すと,日本が戦えるチャンスはなくなるかも.

btnorngシリフォト変調器の進展 (’23.3)  シリフォト変調器に関して精密にパラメータを抽出し,シミュレーションで克明に実験結果を再現.ドライバ回路との組み合わせで,フォトニック結晶変調器の帯域80GHz以上を予測.複数のシリフォト変調器を組み合わせた帯域3倍拡張(帯域11GHz80Gbaud変調とか)も提案.これらを応物にて発表.

btnorng円錐状ビームの問題 (’23.3)  いままでずっと扇状ビームと思ってきたSLGからの放射光.よく考えたら,やや湾曲した扇状ビーム,あるいは円錐の一部を切り取ったようなビームとなることが判明.これがコリメートレンズを複雑化させることが明らかに.

btnorng上下非対称SLGの実験 (’23.3)  LiDAR開発が始まった2016年ごろから取り組んできたスローライト回折格子SLGの高効率化.昨年,下方放射損失を抑えるメカニズムがわかり,高効率な設計を実現.実験でも従来の2倍程度の放射,LiDAR送受信で5 dB以上の改善を確認した.

btnorngOFDRによる内部特性の可視化 (’23.3)  複雑な構造のLiDARチップの内部を,新たに導入したOFDR測定器で可視化した.各素子の損失や接続部での反射が克明に分析できる.OFCの展示会でも3社が装置を販売しており,今後,重要なツールになるかも.

btnorngFMCW LiDARの環境光耐性 (’23.3)  一般的なTOF LiDARが太陽光や他のLiDARの光に干渉することが問題視されている.FMCW LiDARはこの点で優位となることを実験で検証した.OFCAnalog Photonicsも,詳しい検証ではないものの,耐性をアピールしていた.

btnorngKクロックFMCW LiDAR (’23.3)  FMCW信号の生成にこれまでAWGLN I-Q変調器を用いてきたが,これは将来的には高価.そこでレーザの波長掃引+Kクロック非線形補正を採用し,掃引速度に制限されてフレームレートは遅いものの,リアルタイムLiDAR動作を実現した.

btnorngLiDARのリアルタイム点群表示 (’23.3)  LiDARからの測距信号をGPU処理することで,リアルタイム3次元点群表示を実現した.

btnorng高効率なグレーティングカプラ (’23.3)  シリフォトでファイバ結合器として多用されるカプラに貫通孔配列と中掘り回折格子の組み合わせを提案.CMA-ESによる123個のパラメータの自動最適化で,ファイバとの結合損失0.8 dBを計算.標準プロセスで製作できる点がミソ.

btnorngOFC活況 (’23.3)  光通信の世界最高の会議OFC@サンディエゴ.今年は対面が縮小されていた過去3年から大きく回復し,一部の講演を除いてほぼ対面の会議が復活した.日本の企業各社も,発表の有無に関わらず多くの社員を送り込んだ模様.しかし米国と中国の進展に驚く.データ通信はシンボルレートが明らかに100Gbaud時代に突入.最高で200Gbaud×PAM400Gを単一チャネルで実現している例も現れた.またLNBTOといった異種材料オンシリコンによる高速変調が拡大.薄膜LN変調器は販売も始まったようだ.またシリフォトのLiDARの開発も進んでいる模様.シリフォトと言えばデータ通信の次にLiDARがリストアップされるようになった.Analog PhotonicsOPA LiDARの実演もあったほか,SiLCもシリフォトを使ったLiDARを発表していた.本研究室からはSLG LiDAR1時間のTutorial講演を発表.ポストデッドラインではNTT1件しか採択されていないのと,中国が大挙発表していたのが衝撃.

btnorng電子情報通信学会誌の記事 (’23.2)  昨年もフォトニック結晶変調器で同誌に寄稿したが,今回はLiDARについて書いた.2019年に続いて2回目.

btnorng修論・卒論発表会が対面に(’23.2)  2年間実施できなかった行事が久しぶりの対面で,活気がある発表会になった.卒論発表会の直後にはそのままB3特別実験発表会も開催.その夜には打ち上げ会も挙行.コロナ前と同じ状況が戻った.

btnorng今年度の企業&学生交流会(オンライン)開催(’23.2)  同窓会で毎年行っている就活イベント.今年度はホテルでの対面開催をアナウンスしたが,コロナ第8波の拡大に伴い,やっぱり断念.あと1回はオンラインもやむなしで2/9に開催.今年はMTGラリー参加者に豪華特典も.

btnorng小柳秘書終了 (’23.1)  本研究室で延べ10年お勤めいただいた小柳さんが3度目の雇用終了.

btnorngMin-Kyo Seo先生滞在 (’23.1)  KAISTYong Hee Lee研究室で学位を取り,現在,同大学の准教授となる同先生が本学のIASのサポートでおよそ半年間,滞在することになった.

btnorng伊賀先生が文化功労者&東工大栄誉教授 (’22.12)  VCSELの生みの親,伊賀健一先生は昨年のIEEEエジソンメダルに続いて,今年は文化功労者に選ばれた.さらに東工大では歴代8人目の栄誉教授が決定(1人目は末松先生).

btnorng古門が大ゼミ (’22.12)  修士を修了してまだ3年半でも,就職したテレビ局の現場と人付き合いのやり方を楽天的なノリで語ってくれた. Photonics Westでサンフランシスコに行って以来,海外旅行に目覚めて,20ヶ国以上も訪れているという.そういえば,その時の帰国の珍道中を思い出した.ところで,同時に講演してくれた濱上研の藤井さんはさらに若く,26歳の総務省.通信キャリアとの闘いの日々をわかりやすく解説してくれて,とても面白かった.

btnorng今年の忘年会 (’22.12)  還暦イベントを兼ねて,’96M浜崎,’97M羽生,’98M池田,’98M神澤,’02D冨士田,’01M深谷・関戸・神原といった初期のメンバーから直近の’22D鉄矢まで,昨年を上回る59名が元町・中華街のレストランに集合.歴代秘書や西島研の初期メンバーも加わった.第一子誕生の’13B渡邊・’17M北條夫妻はオンライン参加.’13D石倉と’16M衣笠の転職に驚く.3次会カ○○ケで騒いだのは,この時期としてはチャレンジングだったかも(幸い,問題が起こったという報は来ていないが).

btnorng久しぶり対面の大ゼミ (’22.11)  同窓会で15年以上続く講演会.オンラインが続いていたが,ようやく対面開催.NTTドコモで活躍する中村さん(同窓会新会長)と荒川研を2年前にD修了というフレッシュな宮関さんの組み合わせで,非常によい講演会となった.懇親会も実施.

btnorng6年ぶりのPECS (’22.11)  フォトニック結晶の中心的会議.どこの学会にも属さず,定期開催もなく,でも集まるメンバーは他の国際会議のPlenaryKeynote級ばかりという会議.20233月に19年ぶりの日本開催(神田明神).コロナ禍でどれだけの人が来日してくれるか心配だったが,既に世界中から大挙来日する模様.

btnorngバレンシアの会議 (’22.11)  3年ぶりの海外国際会議に4名で渡航・発表.関係者の勧誘で参加を決めたジャンク会議なので,総参加者数は30名に満たなかったが,素晴らしい研究から突飛な議論まで,玉石混交で楽しめた.特にサザンプトンDavid Pyneのホーリーファイバの損失0.15dB/km以下は驚いた.下手をするとノーベル賞級の研究になるかも.バレンシアは当然のオレンジだけでなく,食事も総じておいしいし,生で見るフラメンコはやっぱり凄い.パエリア発祥の地とのことだが,米が固く味が濃いのが特徴.海が近いのに,肉主体というのに驚いた.

btnorng今度は赤石さんから差し入れが (’22.11)  先月まで秘書を務めていただいた赤石さんが軽食セットを送ってくれた.学生部屋に持っていったら,一瞬でなくなる.

btnorng高効率な光熱制御が論文に (’22.11)  高濃度ドーピングされたSiで光を吸収,発熱させ,素子を制御する光制御の論文がOptics Expressから出版

btnorng歓送迎会,秘書交代 (’22.11)  B3の歓迎に加え,5年間秘書を務めてくれた赤石さんのお別れと新しい秘書の山田さんの歓迎を兼ねた歓送迎会を開催.赤石さんには大変お世話になり,ありがとうございました.11月から山田秘書が着任.

btnorngステップビームスキャンが論文に (’22.10)  査読終了後の出版プロセスになぜか時間がかかったが,SLGFMCWを組み合わせたときの階段状ビームスキャンがようやく論文になった.

btnorng3年生配属 (’22.10)  一昨年から始まった3年生の研究室配属,今年も4名が入ってきて,早速,ランチパーティーを開催.

btnorng鉄矢送別会 (’22.9)  修士を半年短縮していたため,半年早くD3修了となった鉄矢の送別会を常用の七輪亭にて挙行.今後の活躍に期待.

btnorngオンラインのECOC (’22.9)  応物と重なり,諸事情でオンライン参加としたECOC.最高峰の会議かつスイス開催で,オンラインはもったいなかったが,各講演者の発表形式や会場の人数を見る限り,現地参加者は半分に満たなかった印象.こちらからはLiDARの現状を1時間のKeynote Speechで発表.

btnorngようやく対面の応物 (’22.9)  東北大で開催された3年ぶりの応物.直撃した台風の影響も少なかった.ハイブリッドでオンライン発表は多いものの,多数の参加者が来場し,その活気は以前とあまりそん色ない.やっぱり対面での議論の方が何倍もマシ.久しぶりに関連セッションを通しで聞いて,大変勉強になった.本研究室は総勢10人で4泊し,宇大・近藤研なども含め,連日の交流.応物事務局からは連日,感染者のアナウンスがあったが,幸い,本研究室は影響もなし. ちなみに,馬場はフェローを受賞.

btnorng今度は高橋 (’22.8)  半年前にM修了の高橋君が大量の柿ピーを持参してやってきた.

btnorngQ1Q2 (’22.8)  昨今,論文の品質の評価軸でよく使われるが,米国光学会Opticaの主要ジャーナルOptics Expressがいつの間にかQ2に転落した.Google Scholarではフォトニクス関連分野でTop Publication3なのに,理由がよくわからない.NatureScienceが姉妹誌をどんどん発行して,広い分野でIFを高める戦略の影響と思われ,ジャーナルの価値がおかしくなっていると感じる.

btnorng光通信研究会は2年目のオンライン (’22.8)  例年と同じ3日間ではあったが,感染拡大中で,まだまだ対面は無理.オンラインだと,この研究会の良さである大学間交流ができないのが残念.ポスターセッションも件数が多く,時間は限られ...そんな中で川原君がベストポスターを受賞.

btnorngシリフォトRoFデバイスが論文に (’22.8)  新井研と共同研究のマイクロリング変調器スイッチ搭載RoFモジュールを使った電磁波可視化がOptics Express掲載.ただ,査読にやたらと時間がかかった.

btnorng大学院中間発表会はオンライン (’22.8)  対面が完全復活したときにはもうオンラインの学内発表会はないと思ったのに,まだしばらくは仕方ない.

btnorngD3鉄矢君D論発表会 (’22.8)  M短縮修了で半年早めの修了.コロナ急増のため,ハイブリッド開催で,合計40名以上が聴講した.OBOGでは,敬称略で有賀,阿部,近藤,寺田,伊藤,雛倉,白鳥,倉橋といった面々.タイトルにアンテナという言葉が含まれるため,新井先生・久我先生の食いつきが凄い. 終了後の恒例の懇親会は開催できなかったものの,対面来場した阿部を含む年配メンバーでささやかな打ち上げ.

btnorngまた差し入れ (’22.8)  ’21M修了の倉橋君が再び箱入りのジャンクフードと飲み物を持参.日常のように景色に溶け込んでいて違和感がない.

btnorngB4招待講演 (’22.8)  CLEO-PRのトポロジカルフォトニクスセッションで,昨年度B4卒の中村君を引き継いだ現B4中間君が発表.それが何と,事前の評点が高評価?で,招待講演30分枠にアップグレード.B4の招待講演はおそらく空前絶後.でも英語発表は鮮やかで好評だった.

btnorngCLEO-PR@札幌 (’22.8)  OECCPICS,そしてCLEO-PRと怒涛の連続,札幌の一週間を7人で過ごした.積丹半島の神威岬ドライブに引き続き,連日連夜の会議参加と交流.これほどの大規模な出張は4年ぶりくらいかも.(以下,敬称略で)岩本,種村,西山,荒井,北村,久保,前神,KNT渡辺といった常連に加え,西島,丸尾,納富,北,神成,田邉,太田,美濃島,渡邉,田中などなど,多くの主要な人たちと再会.Lipson夫妻は,コロナの悪夢を乗り越えたNWからのin personプレーナリー講演.豪からはアルマンダス,國分研にいたS.T.ChuIMECも.外国人が全体の30%も居たのは驚き.バンケットでの尾松We are the champion熱唱は拍手.本研究室はオンライン1件を含め9件を発表,学生たちは質疑応答に苦戦したものの,英語発表はみんな努力が見られた.目立ったのはTLN光回路の進展.マイクロリング変調器のピーキング効果.Non-Hermitian

btnorng次々とコロナに? (’22.7)  全国的な急拡大で,学内,学科内,各研究室でも多数の事例を聞くようになった.本研究室も時間を空けて3人が順番に感染も軽傷で復帰.濃厚接触なし.

btnorngPICS研究会@浜松 (’22.7)  楽しかったOECCの勢いで,今度はSiP研とIPDA研が合体して一昨年にできた電子情報通信学会PICS研がようやく対面での最初の研究会を泊りがけで開催.本研究室からは4名が参加.知った面々の30名ほどの研究会だが,久しぶりの懇親の場.学生たちにとっては初めての体験で,いろいろ交流できた模様.ここでもいくつかの発表で100 Gbaud時代の到来を実感.LumentumDFB付きEA変調器で128 GbaudPAM-8384 Gbps/lane というのは驚いた.あと,マイクロトランスファープリンティングも流行りそう.住電はハイブリッドレーザで線幅200kHz,波長可変幅50nm?早大・北研がFMCW用波長掃引レーザ.阪大・冨士田研はTHz3Dイメージングを検討?

btnorng古門がやってきた (’22.7)  ‘19M修了の古門君が久しぶりに帰浜.相変わらずの能天気な性格で,関西でも楽しくやれているようだ.

btnorngPECS-XIII WEB開始 (’22.7)  フォトニック結晶専門の会議として1999年に始まり,不定期に開催されてきたPECS.コロナ禍で2年の延長になったものの,13回目の東京開催がついに正式に始動.最高の桜が見られる3月末に諸外国のいつものメンバーが来るかどうか.

btnorngAnalog Photonicsからフルペーパーが登場 (’22.7)  同社のWEBページに出ている4D LiDAR動画を裏付ける論文がIEEE JSTQE特集号から登場した..

btnorngOECC 2022 @富山 (’22.7)  学生3名と共に出張して参加した会議は,実に2019年の秋の応物以来.投稿不足で会議日程が日〜水曜日と短縮され,バンケットもなかったものの,現地は約350名,オンライン150名ほどの参加があった模様.会場は満杯とは行かないが,久しぶりの感覚で懐かしく,夜も毎日の交流会.発表内容では,シリフォトファウンダリで化合物ハイブリッド集積がPDKに載り始めたのは驚いた.また光トランシーバも100 Gbaud時代に突入.PAM-4,かつ8レーンで1.6 TEtherも視野.本研究室からはアレイ構成LiDAR,上下非対称放射,光熱制御を発表.アレイ構成LiDARD3鉄矢君はBest Student Paper Awardを受賞.2019年の雛倉君に次いで2度目.ちなみに水野研の清住君も同賞を受賞.國分研OBの加藤君@富士通はBest Paper Awardを受賞.バンケットでは産総研・鈴木君(’12D修了)の姿も.

btnorngNEDOプロ (’22.7)  空のモビリティのためのLiDARセンサを開発する2年間の先導研究を受託.

btnorngNTT社員在宅勤務のニュース  (’22.6)  NTTは全社員が原則,自宅勤務になるというニュース.富士通も既にオフィスがどんどん消えているとか.オンラインのやり取りだけで本当に会社が回るのかな?人の対面交流がなくなってもいいのかな?人の対面の力も衰えるような気もするし.

btnorng上下非対称放射を解明 (’22.6)  2016年の開発開始から,膨大な計算で最適設計を行ってきたフォトニック結晶スローライト回折格子SLGの上下非対称放射.いままで最適化された構造で不明となっていた動作機構がようやく判明し,設計方針が明確になった.実際,上方放射率95%,放射係数100 dB/cm,扇状ビーム拡がり±15°を実現.

btnorng小澤先生のトポロジカル講義  (’22.6)  東北大の小澤先生が東工大に出向いて行った講義を生配信.部分的にしか聞けなかったが,大変参考になった.

btnorngハイブリッドの微小光学研究会  (’22.5)  こちらも対面発表が復活.オンライン登録も多かったようだが,会場の聴衆も50名近くはいた模様.倉橋君(’21M修了)も聴講に来ていた.

btnorng清寮祭がオンライン  (’22.5)  中止が続いた春の学園祭.今年はどうなるのかと思ったら,いつの間にかオンラインで実施されて,終了していた.

btnorng4研究室合同発表会+打ち上げ!  (’22.5)  荒川研,西島研,水野研と共に,構想発表会を対面で実施.20202月の卒論発表会以来,27ヵ月ぶりの大規模な発表会は非常に新鮮.終了後には,昨年の忘年会を除けば,20203月の卒業式の日以来となる打ち上げ飲み会を和田町七厘亭で挙行した.幸い,みんな健康.

btnorng国際光デーシンポジウム  (’22.5)  国連で国際光デーが制定されてから,毎年,日本学術会議が開催しているイベント.今年は注目される若手研究者の講演を集めて510日にハイブリッド開催 380名の登録があった.このうち対面は50名程度だったが,久しぶりに活気ある講演会に参加したような気がする.懇親会も非常に楽しかった.

btnorngH0共振器の高Q値化の論文  (’22.4)  機械学習と進化計算による高Q値化を比較.後者でH0共振器のQ値が最大1400万に達することを報告したレーザ特集号の論文がIEEE Photonics Journal登場

btnorng新メンバーを加えて再出発  (’22.4)  近年の中では比較的大きなメンバー入れ替えの新体制

btnorngFMCW LiDARのリアルタイムデモをアップ  (’22.4)  昨年から方々で口頭発表してきたリアルタイムデモをWEB公開

btnorngプリズムレンズを小型化  (’22.3)  30mm近くの厚さがあったプリズムレンズ.コリメート条件の理論を改定することで,約10mmまで小型化.NAも改善し,送受信性能が6dBもアップ.

btnorng春の応物  (’22.3)  久しぶりに日程が後ろにずれて卒業式の日と重なった.その中で,非機械式LiDAR初のリアルタイム動作を含む10件の発表.ハイブリッド開催になったものの,会場には片手で余る人数しか来場していない様子で,応物事務局は残念なはず,でも英断!オンラインでの発表や質疑応答はそれなりに活発で,外国人の発表の違和感が減ってきた印象も.機械学習を使ったマルチ○○の最適化が多方面で進んでいるのが印象深い.

btnorng同窓会企画TOEIC900800  (’22.3)  今年から800も加えた企画はおそらく5年目.一昨年は900の受賞者が一人で,賞金総取りという衝撃が起こったが,今年は何と7人という過去最高の受賞者.さすがにこれで賞金を分けるのは可哀想なので,増額!80010人を超え,同窓会長の熱意も軌道に乗ったかたち.

btnorng卒業式  (’22.3)  今年も人数制限の学位記授与式.数千人の感染者が続く中で,残念ながら何のお祝い会もできず,みんな新たな道に進む.入社前のコロナ感染はぜひ避けたいもの.

btnorngFMCW LiDARチップがIEEE招待論文に  (’22.3)  非機械式ビームスキャナ搭載FMCW LiDARフル集積チップの動作を報告する最初の論文がオンライン掲載

btnorng卒論・特別研究発表会が終了  (’22.2)  こちらもオンライン発表は仕方ない.数年前からADグループではなく,電機/応物/電情/情報という具合に内容でグループ分けされ,学生のテーマに合わせて発表できるようになった.これまでは電情も多く,機械学習や最適化計算のために情報もあったが,今年度は応物寄りのテーマのため,多くが応物で発表.

btnorng今年度の就活セミナー  (’22.2)  企業&学生交流会と称する同窓会企画も本格化してから今年で5年目.対面のときは懇親会まで華やかなイベントだったが,昨年度と今年度はやむなくオンライン開催.今年度もZoom Webinarを仕切る学生たちが中心になって運営.オンラインだと学生は出入りが自由になり,延べ参加率はかなり減少.また,そもそも年明け前から動いている企業,別の説明会を開催している企業も多く,就活が混とんとしてきている.

btnorng修論発表会が終了  (’22.2)  オミクロンによる感染拡大で,結局,今年度もオンライン発表.この世代は4年生のときにきわどく卒論発表会が対面でやれた記憶があるが,その後の卒業式や入学式…全ての行事が結局,オンラインで終わってしまったのは残念.

btnorng差し入れ歓迎!  (’22.2)  倉橋君(’21M修了)から再びジャンクフードがいろいろ送られてきた.学生室に置いておくと,一瞬でなくなる.

btnorng人工次元フォトニクスがScience Advances  (’22.1)  昨年度、ArXivに初稿を掲載済みの周波数人工次元の実験が、晴れてScience Advances登場.トポロジカルフォトニクスなどでも話題の人工次元をSiフォトニクスで初めて実現.大学からプレスレリース.ポータルサイトで報道も.

btnorng大ゼミで本研究室の2  (’22.1)  既に15年目を迎えている大ゼミ.コロナ前の2年度前に講師100名を超えたが,その後はコロナで新しい講師を呼ぶ機会を逸していて,既に講師経験のある方々に2度目をオンラインでお願いしている.今年度の1月はNTTの北君(’12D修了)と阪大の冨士田君(’02D修了)に発表してもらった.

btnorngSSHトポロジカル回路  (’22.1)  トポロジカルフォトニクスのポピュラーな形態の一つ,結合共振器アレイで構成されたSSH回路.Siフォトニクスの大規模集積で,任意の共振器の励起と観測が可能になり,徐々にその威力が明らかに.

btnorng空間光通信  (’22.1)  光偏向器を使うと,ビーム方向が切り替えられる.これを使って,2方向の受信器に向かって20 Gbps以下の光信号を送信,1 ms以内の高速切り替えに成功.

btnorngステップ状ビーム走査  (’22.1)  スローライトを使うビーム偏向は波長に敏感なため,FMCWの周波数変調を行うと,ビームが移動してしまう.これを高速な熱光学制御で相殺することで,完全なステップ状走査に成功.

btnorngRoFによる電波の可視化  (’22.1)  Radio over FiberSiフォトニクスを融合させたシステムを構築.マイクロ波でのPOC実験ではあるが,電波の可視化に成功.ミリ波にも拡張すれば,有効性が大きくなる.

btnorng縦列アレイ構成のイメージング  (’21.12)  縦列アレイ構成スローライトビームスキャナを搭載した初めてのフル集積FMCW LiDARチップの論文がAPL登場

btnorng大規模忘年会を開催  (’21.12)  コロナの間隙をぬって,横浜駅至近のホテルで立食形式の忘年会を開催.現役と同窓生で57が参加.第1期浜崎君の乾杯の後,大勢の歓談と大学や研究の現状紹介,ビンゴ―ゲームであっという間に時間が終わってしまった.今日だけは1次会で終了とアナウンスしたものの,ホテル前では多くが残り,あっという間に2次会がセッティングされてしまった.幸い,その後に不健康な情報はなし.久しぶりの渡邊(秀)君と久保君(’08M了)は職場が至近.細井君(’12B卒)はベンチャーを上場させて,2社目に転身. 早川君(’13M了),三宅さん(’13B卒),寺田君(’19B卒)は結婚.茂呂君(’13M了)も直前?当日来なかったメンバーでは,石井君(’06M了),朝妻君(’09M了)はアメリカへ.

btnorng4研究室合同発表会  (’21.12)  荒川研,西島研,水野研という光関連の研究室が合同で期末発表会を開催.新しく配属されたB3の発表も含めて 69人が早朝から6時台までオンライン発表.議論も活発だった.

btnorngコロナ検出  (’21.12)  何かと話題のスパイクたんぱく質.ナノレーザで検出して見たら,やはりfM級の超低濃度からの検出に成功.

btnorngリアルタイム動作  (’21.12)  LiDARチップの制御と信号処理の全てにFPGAを使用.最速30fpsを超えるリアルタイム動作を実現した.

btnorngQ1400  (’21.12)  機械学習と進化計算の比較の中で,H0共振器の計算Q値は1千万を超えた.

btnorngプリズムレンズの高性能化  (’21.12)  これまで制限していたNAを大きくしたプリズムレンズが,平凸レンズのベストに迫る送受信性能を実現.これで広角に振れるメリットは大きい.

btnorngIEEE, OPTICA Fellow  (’21.11)  馬場教授がフェロー会員になった.

btnorng対面授業再開  (’21.11)  神奈川の感染者も激減し,本学も11月から対面講義を再開した.

btnorngISLCでのプレーナリーとワークショップ  (’21.10)  歴史ある半導体レーザ国際会議@ドイツ&オンライン.ここでナノレーザに関するプレーナリー発表を行うと共に,ワークショップではLiDAR関連の招待講演とパネラーを務めた.

btnorngNIMS研究員  (’21.10)  渡邉敬介君(’19D修了)は英エクセター大学のVolmer研で2年半の研究員を経て,物質材料研究機構NIMSの研究員となった.

btnorngB3配属  (’21.10)  昨年度から始まった特別実験→研究室配属.今年も新たに4人が配属になった.

btnorngOPTICA  (’21.9)  米国光学会OSA = Optical Society of Americaがいつの間にか正式名称を The Optical Societyに変更していたと思っていたら,大胆にOPTICAと完全改名した.

btnorng小林先生勤務最終日  (’21.9)  ACCEL FSから本番のACCEL,その延長まで,計6年近く,大変お世話になった小林功郎先生(元NEC副社長,東工大名誉教授)がプロジェクトマネージャ最終日となった.20161月,NYマンハッタンで雪に閉じ込められ,小山先生,西山先生も含めて4人で2日間LiDARについて議論したのを思い出す.

btnorng秋の応物はいろいろ新ネタも  (’21.9)  完全オンラインになった応物.ネット越しの発表や議論は味気ない印象は否めないが,現状では仕方がない.今回はLiDAR関連に加え,Radio over Fiber用デバイス,トポロジカルフォトニクスSSH観測デバイス,量子コンピュータ用の光インターフェースの計算なども発表.機械学習より進化計算の方が優秀な事例を議論した.H0共振器の計算Q値は1千万を超えた.宇大の近藤助教のグループは,TIADACを搭載したPCBを製作し,光相関チップで測定したパルス波形を,ラズベリーパイでリアルタイム表示をデモしていた.ウチも同様のPCBを作りたい.インフォマティクスセッションは一時期の盛況さが減り,集っていた様々な分野の研究者が本来のセッションに戻って行ったようだ.

btnorngドップラーLiDARが論文に  (’21.9)  フォトニック結晶光偏向器を利用した非機械式ビーム走査によるドップラーFMCW LiDARの論文がOptics Express登場

btnorngシス協調査研究が終了  (’21.9)  本研究室のLiDARチップの応用先を企業と共に調査する機械システム振興協会のイノベーション戦略策定事業.コロナ禍で全体に予定が後ろ倒しになったものの,いろいろなヒアリングと議論で,今後の方向が明確に.

btnorngハイブリッドがオンラインに  (’21.9)  名古屋でハイブリッドの予定だった応物は完全オンラインになった.同様にMOCも.昨年に開催できず,1年延期の国際会議も,結局は完全オンラインにせざるを得ないのかも.ちなみに今年の3月開催予定だったフォトニック結晶会議PECSは一気に2年延期して20233月とした.さすがにこのころには収束してほしい!

btnorng大学で職域接種  (’21.9)  大学と周辺地域に向けた職域接種が開始された.研究室の年配者はおよそ終了しているが.一方で大学関係者の感染も急増中.出勤・登校の制限が厳しくなる.

btnorngバンドの直線化と高効率接続  (’21.9)  機械学習によるフォトニック結晶の最適化でバンドが驚くほど直線化.Cバンド全域でng20の設計が可能.さらに接続損失も0.1dB台となり,フォトニック結晶導波路の汎用性がさらに増す.論文も掲載された.

btnorngACCEL最終シンポジウム(’21.8)  オンチップLiDAR開発を目指したプロジェクトの最終シンポジウム「ACCEL光レーダー(LiDAR)シンポジウム」.梅原学長と松本運営委員長にご挨拶いただいたほか,今年と昨年にそれぞれNature論文を出したPointCloudEPFL,世界最大の光フェーズドアレイを報告するUSCPCSELレーザの野田先生,イメージセンサの権威,静大・川人先生らを招待講演に迎え,本プロジェクトも最終報告を行った.登録300名超,常時240名程度が参加し,盛会となった.

btnorng倉橋君から差し入れ  (’21.8)  春に就職した倉橋君からカップラーメン一式が届いた.人口密度は疎ながら,いつの間にかなくなる.

btnorngオンラインの光通信研,ベストオーラル (’21.8)  昨年はコロナ禍で流れたが,なかなか収まりそうもないので,43回を数える今年はオンライン開催(宮崎ANAホテルでの開催の予定だったので,何とももったいない)で,150名ほどが参加. 発表が見やすかった半面,当然,メンバー同士の交歓がなくて残念なのと,ポスターの時間が足りなくて,とても全部を見て回れない.でも皆さん,着々と研究を進めている模様.阪大・冨士田先生(’02D修了)のテラヘルツCRESTのまとまった成果発表は充実していた.ベストオーラルはLiDARを発表した鉄矢君が受賞.4年前の渡部君以来,8人目.

btnorng高速なビーム走査 (’21.7)  熱光学方式スローライトスキャナで100 kHz級の応答を報告してきたが,プリエンファシス信号で300 kHzが可能に(無理すれば2MHz以上も).ビーム切り替え時間は2.7ms.そのビームの移動を時空間領域で観測,が論文に掲載.

btnorng2020年度日本の光学研究 (’21.7)  日本光学会の機関誌「光学」が前年度の国内の光関連の主要な研究を紹介する企画に,本研究の光走査チップが選ばられた.その他,産総研・鈴木君(’11D修了)の光スイッチ,あと野田グループ,納富グループ(’7D修了の野崎君を含む),松尾グループ,田邉グループも.群馬大の食べられるレンズというのが面白い.

btnorngCLEO Europe, OECCにて発表 (’21.7)  LiDARの最新成果を発表.ただし本来はそれぞれミュンヘンと香港のはずがオンラインで,議論が低調なのは否めない.オンラインは既に印象が飽和している.

btnorngKAISTでの講演 (’21.6)  韓国最高の大学の一つ.ただしオンライン.以前に訪れたときには,立派な建物と,ストイックで優秀な学生たちが印象に残った.LiDARやバイオセンシングで,1時間枠が1.5時間に伸びてしまった.久しぶりにYong Hee Leeと会話したが,彼はワクチンを打ったそうで,12月にはハワイ旅行の予定とのこと.

btnorng国際光デー レーザー60周年記念シンポジウム (’21.5)  レーザ創成期から現在に至るまで俯瞰するシンポジウムを開催.分野の重鎮の先生方が1520分という短い講演時間で次々に発表いただく様子は壮観.

btnorngCLEOの発表をarXiv (’21.5)  岩本CRESTトポロジカルフォトニクスのオンチップリング共振器による人工次元の研究をアルマンダスがCLEOで発表.さらに論文を,初めてarXivに掲載してみた.早々に2件の引用あり.

btnorng伊賀先生エジソンメダル (’21.5)  電子情報系で世界最古の賞と言われるIEEEエジソンメダル.VCSELの生みの親,東工大元学長の伊賀先生が,日本人で3人目の受賞者となった.

btnorng4研究室合同発表会 (’21.5)  馬場・荒川・西島・水野研という4研究室の総勢50人以上がオンラインの構想発表会を行った.

btnorngオンラインCR講習会 (’21.4)  昨年は混乱期にあって全くできなかったCR講習会+安全講習会を,関口研,西島研と合同でオンライン開催した.

btnorng対面授業再開 (’21.4)  対面が禁じられていた一般の授業が1年ぶりに再開した.キャンパスの賑わいも戻ってきた.でも食堂はジグザグ状に座る場所を限定したため,キャパシティが半減で,長蛇の列.キッチンカーも再開して,そこにも行列.ただし100円高くなったような気がする.

btnorng接続構造の論文掲載 (’21.4)  中田先生のアドバイスで白鳥君を中心に自動最適化を行ったフォトニック結晶導波路の接続構造が理論で0.12 dB,実験で0.21 dBの低損失を記録,Optics Letters掲載された.

btnorng文部科学大臣表彰若手科学者賞4 (’21.4)  学科関連で,西島先生,島先生,昨年着任の光ファイバセンサの水野先生,さらに吉川研出身でIAS特任准教授の竹内先生が受賞決定はなかなかの快挙.

btnorng太田先生,慶大へ (’21.4)  荒川・岩本グループで活躍し,トポロジカルでもお世話になっている太田泰友先生は慶大に異動して自らの研究室をスタートさせた.

btnorng輪講室を居室に(’21.4)  研究室活動をほぼ本格的に再開するため,いままで輪講室としていたスペースを居室に改造.

btnorngSSD換装 (’21.4)  研究室の旧ノートパソコンのHDDが壊れたので,SSDに換装したら,あまりに高速化してびっくり.同様にHDDを搭載するノートパソコンとデスクトップのSSD換装を敢行し,一気に快適になった.HDDは早晩,消えるような気がする.

btnorng伊藤PD終了 (’21.3)  ‘12年に学部配属になってから修士,就職,博士,PD9年間在籍し,シリフォトやACCELプロジェクトを牽引してくれた伊藤博士が企業就職へ.

btnorng優秀学生表彰 (’21.3)  半年前に修了した雛倉君がD学生の優秀学生表彰で全学と理工学府で受賞.野崎君(’07D修了),近藤君以来(’17D修了)に次ぐ快挙.その他,鎌田君,前田君がコースで受賞.

btnorng交流が制限された1年間 (’21.3)  昨年と同様に,卒業式はなくなり,学位記授与式も複数回に分けて代表のみが受け取り,あとは学位記を研究室で配布するという,学生運動が盛んだった昔の行事が一切できない頃を思わせる日となった.桜は満開ながら,樽酒割も謝恩会もなし.花見宴会も不可.今年度のB4は例年と比べて相互交流が10%くらいだったような気がする.この状況があと半年で終息するのか?

btnorng面発光レーザの日 (’21.3)  東工大名誉教授の伊賀健一先生が面発光レーザの有名なポンチ絵のメモを記録したのが1977322日ということで,微小光学研究会の面々がZoomミーティングで322日制定を申請予定?

btnorng岡村がやってきた (’21.3)  本研究室で学部,その後,東大に移って就職した岡村君(’11B卒)が10年ぶりにアポなしで訪問.オンライン応物の最中で,先輩だった北君(’12D修了)が質問している最中にZoomのチャットで伝えた.

btnorng春の応物 (’21.3)  シリフォトセッションでは,下のNatureの論文に関連し,豊田中研がグレーティング切替+レンズ投影による光ビーム走査とFMCW LiDARを報告.50mm口径のレンズで距離100mに対して20dBS/N.本研究室からはArmandasと学生のみで8件を発表.うち3件はB4

btnorngUCLA伊藤先生ご逝去 (’21.3)  本学科出身でUCLA教授,電波伝搬技術の重鎮だった伊藤龍男先生が亡くなられた.

btnorng澤田社長がどうなる? (’21.3)  NTTでシリフォトを牽引していた澤田社長が政府接待問題で国会招致.今後どうなるのか気になる.

btnorngNatureLiDAR論文 (’21.3)  昨年はスイスのグループによる光コムを使った多波長並列FMCW LiDARNatureに載ったが,最近,サザンプトンのReedと米国企業の共同研究のシリフォトLiDARNatureにまた登場.ここでは多数の光アンテナのスイッチングとレンズの組み合わせという本研究と似たコンセプト.100×100程度の解像点数で3D画像が得られている.多数の光アンテナと多段の1×2スイッチ(往復26段くらい?)の集積は大変だが,通常の大口径レンズを使えるのが魅力.

btnorng羽沢横浜国大駅での広報 (’21.3)  開業1年半の新駅にある大型モニターのパネル展示には,大学のいろいろなアクティビティが流れている.本ACCELプロジェクトの成果も流れるようになった.

btnorngArmandas帰国 (’21.3)  コロナ禍で帰りたくても帰れない.来日以来,2年間,一度も日本から出なかったArmandasの学振特別研究員は3月で終了.便数が限られている豪州帰国便のエコノミーの空き席30万円をきわどく確保し,半月早く,帰国の途に.2年目は一気にトポロジカルフォトニクスに舵を切り,成果を出した.応物をはじめ,発表はこれから.

btnorngACCELシンポジウム (’21.3)  LiDAR関連の講演が続くが,これはACCELの終了を記念するシンポジウム.2018年に東京で盛大に1回目をやったが,今回はやむを得ずオンラインに. でもYoutube配信で,100名以上が聴講していた模様.前回のシンポジウムも感じが他,各グループの発表はそれぞれ相当に迫力がある.

btnorng栃木の光協会で講演 (’21.3)  光関連企業が多い栃木県の県庁に設置されている光産業振興協議会.そこに呼ばれて,LiDAR関連の講演を行った.

btnorngオンライン就活セミナー (’21.2)  入試がなくなった2/25,例年実施している同窓会の企業&学生交流会はZoomでの開催.研究室のパソコン35台でZoomを立ち上げ,メイン会場と企業34社のミーティング会場をサポート.企業も学生も100人を超えるレベルが集まった.本研究室がコントロールルームと化して,全ミーティングを操作する様子は壮観.ただしミーティングを抜けるのが容易なため,全ミーティング時間で延べ参加人数は例年の70%くらいだったかもしれない.

btnorngB3特別実験発表会 (’21.2)  研究室の内輪の行事ではあるが,半年の研究室の成果を卒論に準じるレポートにまとめ,ささやかな発表会を行った.

btnorng全てオンラインの修了・卒業発表会 (’21.2)  昨年の今頃から猛威を振るい始めたコロナ.1年経って何も改善されず,残念ながら今年も全てオンラインに.

btnorng実装学会,新技術説明会 (’21.2)  ACCELで開発したLiDAR技術を関連企業に紹介した.

btnorngLiDARチップでドップラー計測 (’21.2)  本研究室が目指すFMCW LiDARはドップラーシフトで速度や振動が計測できる.実際,同様のチップでドップラー計測に成功した.

btnorng光ビーム走査の高速化と動的観測 (’21.2)  これまで熱光学効果による非機械式ビーム走査で100kHz級の応答を観測していたが,駆動信号の最適化により,2MHz以上に動作を高速化.また一般には難しいビームの動的観測も実現.

btnorng完全散乱体の3次元観測 (’21.2)  LiDARチップのS/Nが徐々に向上,再帰性反射体や完全散乱体の3次元画像が取得できるようになってきた.

btnorngNTT報道 (’21.1)  NTT澤田社長がNHKの夜のニュースに登場.GAFAに対抗して凄い技術を使う,半導体と光の融合だ!と言ってモザイクがかかったチップを披露.どう見てもシリフォトチップに見える.ちなみに,NTT技術ジャーナル1月号では,野崎君(’07D修了)の光トランジスタと北君(’12修了)のΨゲートがだいぶフォーカスされている.

btnorngSONYAppleEV自動車に参入?(’21.1)  脱カーボン社会に向けてEV車の開発が加速する中,この二社が自動車開発に参入?ソニーは高感度センサを40個搭載とのこと.オンラインとなった世界最大の技術ショウ米CESで出るらしい.ちなみにiPhoneiPad最新モデルのセンサもソニー製と聞く.

btnorng緊急事態宣言 (’21.1)  首都圏に2度目の宣言発出.共通テストまであと二週間もない.修論発表まであと40日,卒論発表まで50日.これからどうなるか予想がつかない.そういえば五輪の可否判断は1月が期限と言っていたような...?

btnorng坂田君からの御年賀 (’21.1)  坂田君(’20M修了)から年賀が届き,研究室メンバーでいただいた.コロナのため,週に半分程度の出社とのこと.

btnorngオンライン就活セミナー (’21.1)  コロナ禍で就職難が危惧される世代.大人数の集会ができない中で,同窓会は2月にオンラインセミナーを開催.既に30社以上がエントリー.

btnorngプロジェクト半年延長 (’21.1)  コロナ禍による研究開発の遅延を考慮し,ACCEL9月まで半年延長が決まった.

btnorng雛倉君入籍 (’21.1)  元旦に届け出とのこと.新年と共におめでとう!この同期も含め,このところ続々結婚する.コロナが絆を強めているような?

btnorng阿部PD転出 (’20.12)  学部4年生から研究室最長となる129ヵ月在籍していた阿部博士が1月中旬から企業就職.本学最終日のX’masが研究室の最終日に.

btnorngACCEL事後評価会 (’20.12)  まだだいぶ期間を残しているのに,終了までの成果を予想しつつ,評価会を行った.

btnorng今年のISPEC (’20.12)  PETRANEDO10年プロジェクトも残り1年あまりに迫ってきたが,この間,シリフォトの技術も大幅に進歩した.ISPCではMITKimmerling教授がだいぶカルコゲナイドガラス,UCSBBowers教授がSi上のSOAの話に熱心だったのが印象的.CISCOに買収されたLuxterabeyond 800Gを真剣に議論していて,TSMCとの連合チームでもなかなか大変そう.最後にはNTT野崎君が登場.

btnorngホン君が結婚! (’20.12)  2003年まで研究員だったホン君が,ようやく人生を一緒に歩んでくれる日本人女性に出会えた,とのこと.おめでとう!

btnorng雛倉君の受賞記念講演 (’20.11)  昨年,電子情報通信学会レーザ量子エレクトロニクス研究会LQEで奨励賞を受賞した雛倉君(’20 D修了)が,フォトニックデバイス研究会でオンラインの記念講演を行った.

btnorng高感度pHセンシングの論文 (’20.11)  渡邉敬介君(’19 D修了)が英国に渡る前に実験したフォトニック結晶フラクタルレーザによるpHセンシングがOptics Lettersに登場.センサ性能もだが,構造が偶然,トポロジカルに似ていたり...

btnorngオンラインアフリカツアー (’20.11)  フラワーアレンジショップを経営していた元秘書の高橋さんは日本アフリカ現代美術協会を設立.本学の環境情報の協力を得て,3週間にわたり,アフリカ・マラウィのオンラインツアーを開催

btnorngLiDARと変調器で招待論文4 (’20.11)  IEEEと電子情報通信学会からそれぞれLiDARと変調器の招待論文を依頼され,計4報を執筆,それらが全てアクセプトされて,IEEEは既にアーリー掲載,電子情報通信学会もオープンアクセスで掲載された.和文誌の方は18頁の長文論文で掲載料金が凄い.

btnorngオンラインの大ゼミ (’20.10)  14年目を迎えた同窓会支援企画「大ゼミ」講演会.今年はオンラインを余儀なくされたが,現在の役員の方々に講師になっていただき,開催にこぎつけた.初回は三上会長と,就活セミナーで毎回お世話になる田中さん.

btnorng3年生配属 (’20.10)  今年度から新カリキュラムの学部生が3年になり,いままで実施していた学生実験の代わりに,秋から研究室配属になった.4名が配属され,雛倉君が抜けるも,総勢,27名に.

btnorng小坂先生のムーンショット (’20.10)  物理の小坂教授が,量子情報関連の政府の大型プロジェクトムーンショットのPMに採択された.本研究室も絡むかも.

btnorng雛倉君修了 (’20.9)  企業就職3か月後に博士課程に戻った雛倉君は,無事,学位を取得して就職へ.

btnorngスッキリに登場 (’20.9)  (株)アカツキのCEO 塩田君(’06卒)が日テレの朝の看板番組に登場し,福山雅治のモノマネも披露.

btnorngイノベーションジャパン (’20.9)  名古屋で予定されていたACCELプロジェクトも出店する展示会もオンラインに.

btnorngLiDAR開発紹介ビデオ (’20.9)  サイトビジットのついでに,自前でLiDAR開発の簡単なビデオを作り,Youtubeにアップロード.

btnorngPICSセミナーシリーズ (’20.9)  電子情報通信学会のシリフォト研究会と集積光デバイスと応用研究会が合体したPICS.昨年,6月の初回の研究会,12月の研専合同研究会の後,コロナの影響で開店休業状態.でも10/30の夕方にオンラインセミナーを開催することが決定.東工大・雨宮先生と東大・岩本先生にトポロジカルの現状を紹介いただく.

btnorngオンラインの応物 (’20.9)  春は中止になった応物講演会.秋は京都の予定が,オンラインの開催へ.本研究室は5件発表したものの,おそらく研究室発足当時以来の少なさ.学生たちが精力的に研究できないのもあるが,ACCELの行事で学会どころではないという制約もある.いろいろなセッションをスケジュールして,さっさと発表会場に跳べるのは大変便利.議論もそれなりに活発に行われた.でも休憩時の議論もなく,遠い彼方で行われている感じで,どうもライブ感や刺激が足りない.オンラインの生活も半年経過し,さすがに飽きてきた.ビッフォアコロナに戻したい!でも,次回の春も応物はオンラインという噂が...

btnorngオンラインのサイトビジット (’20.9)  最終年度となったACCELのサイトビジット.本来は松本委員長をはじめとする運営委員会の皆さんやJST関係者の皆さんに来場いただくところ,結局,オンラインになった.ただしそのため,参加者は40人超と多数.本グループをはじめ,共同研究者の東工大2グループと産総研グループが10分程度のビデオを作って,キャンパスや研究室,そして研究の現状をライブ的に紹介した.皆さんには楽しんでいただけた模様.

btnorngレーザーセンシングシンポジウム (’20.9)  あらゆる会議がオンライン化している中で,この会議も仙台からオンラインに変更され,そこで特別講演を行った.歴史あるシンポジウムのようで,エアロゾルセンシングはソフトLIDAR,物体検知はハードLiDARという言葉を初めて知った.LIDARLiDARにそんな違いがあるとは.

btnorngクロス検出 (’20.8)  タンパク質の抗原抗体反応を高感度にセンシングしてきたナノレーザ.電気化学回路の安定化で,PSAIL-6CRPのそれぞれが,抗体に対応した抗原のみで検出できた.検出限界は1100 fM

btnorng部品全部をワンボックスに (’20.8)  LiDARの全ての装置をワンボックスに収めた.これでとりあえずビーム掃引が光学定盤から分離した形で可能になった.

btnorng高速2次元ビーム掃引 (’20.8)  FPGA回路を搭載した制御基板がコンパクトになり,固定波長に対する完全電気式2次元ビーム掃引が可能になった.ビーム拡がりは0.1°,掃引範囲は40°×8.8°,解像点数400×32,掃引速度10 fpsとなり,ACCELの目標に近づいた.

btnorng夏も終わりかけの春学期終了 (’20.8)  コロナのおかげで1か月遅れ,お盆も過ぎて酷暑が終わりかけた8月末にようやく全ての授業が終了.対面の試験が困難なため,多くの授業が毎回の宿題で単位評価を行ったようで,学生は毎日宿題に追われた.

btnorng万戸さんのチャレンジ (’20.8)  一昨年まで秘書を務めてくれた万戸さんが,藤沢におしゃれなカフェを出店! →インスタ →フェースブック

btnorng雛倉君のオンライン博論発表会 (’20.8)  集会は全てオンラインという状況で,博論発表会も初めてのオンライン開催.森,北,近藤,寺田,衣笠,古門,坂田といった面々が参加してくれた.さらに北條,酒本,長谷川といったメンバーも加わって,WEB飲み会も開催.長谷川はベトナムからのアクセス!

btnorng応物もオンライン決定 (’20.7)  中止となった春の講演会の後,秋が注目されたが,結局,オンライン開催が決定.京都だったのに残念.

btnorng入構規制解除 (’20.7)  4月から続いてきた研究室の学生の入構規制.最後まで続いていた卒業・修了年次でない学生の規制も解除された.しかし世の中の感染者はむしろ増加中で,東京はついに200人越え.第二波対応の議論が一気に活発に.

btnorng 祝!結婚 (’20.7)  渡邉(友)君(’14B)と北條さん(’17B)が婚姻届けを提出.

btnorng 入構規制緩和へ (’20.6)  学生の入構規制が始まって2か月近くになるが,緊急事態宣言が解除され,条件付きで入構を認める通達が出た.でも,しばらく様子を見る.

btnorng CLEOもオンライン (’20.5)  無料で誰でも見られるという思い切ったオンライン開催となったCLEO.ただ,家にいて,夜昼逆転で講演を聞き続けるのはなかなか難しい.

btnorng ST Distinguished Lecturer (’20.5)  スイスに本拠を置き,フランスなど欧州で広域に半導体や電子機器を生産する大手メーカーST Microelectronics.同社が全世界をオンラインでつないで単独講演会を開催してくれた.Teamsを使い,自宅から質疑込みで約2時間半の講演を行った.

btnorng オンライン授業開始 (’20.5)  とりあえずトラブルなくできている模様.ただしこれが授業として効果的かどうか...実は講義室で板書をノートに取るより効果的という学生の評価になれば,授業が一変する可能性もあり.

btnorng 市民病院移設 (’20.5)  横浜市の基幹病院の一つ,大学から300mくらいの距離にある市民病院がいつの間にか500mくらい移動したらしい.感染症対策完備の新施設と,旧病院の両輪で利用していく模様.

btnorng オンライン飲み会 (’20.4)  巷で流行ってきたオンライン飲み会を本研究室でもやってみた.さらに連休中にも2回目.

btnorng 緊急事態宣言で (’20.4)  関東一円に緊急事態宣言発令で,連休明けまで大学の教職員への在宅勤務要請が出た.

btnorng 学生入構規制 (’20.4)  基本的に全ての学生の入構が始まった.連休明けまで続く予定.至近の横浜市民病院で職員の感染者が出たインパクトが大きいかも.

btnorng Zoomミーティング開始 (’20.4)  この騒ぎで,世界的にネットミーティングが行われるはず.ネット容量がもつのかな?

btnorng 新人配属 (’20.4)  新しいB4M1が配属されたが,関東のウィルス騒ぎが拡大中のため,当面は自宅で研究を開始し,WEBミーティングを活用する予定.

btnorng イギリス全土がロックダウン (’20.4)  エクセター大学で研究中の渡邊君(’18D修了)によれば,大学は閉鎖され,自宅待機とのこと.

btnorng 会議が続々と中止へ (’20.4)  春の学会や国際会議は勿論のこと,夏から秋にかけて開催予定の会議も中止や延期が現れ始めた.

btnorng 入学式のない4 (’20.4)  2011年の震災時にも開催された入学式.開催されないのは,おそらく学生運動の名残があった1986年以来のこと.

btnorng 水野研究室スタート (’20.4)  東大・保立研出身の光ファイバセンサの専門家.東工大で活躍された水野先生が本学の准教授として着任した.

btnorng 西山教授 (’20.4)  東工大の西山先生が教授に昇任.でもこの状況で,お祝いもできない.

btnorng 開講順延 (’20.3)  ウィルス問題で早大は4月後半,都立大は5月連休明けの開講,東工大はWEB授業など話題が出ていた.本学はどうなるかと心配されたが,結局,連休明けの開始と決まった.オリンピックの1年延期が決まり,夏休みが大きく圧縮される見通しだが,その通りになるのかどうか予断を許さない.

btnorng ささやかな学位記授与式と打ち上げ (’20.3)  卒業式は中止も,学位記授与式は強行.ただし人数を3分割して別時間に実施し,それぞれ間隔をおいて着席,授与は代表1名のみ,15分程度で終了,各列から順次退場という密集を避ける徹底ぶり.研究室メンバーの学位記は研究室で授与.今年はM2全員が論文表彰を受けた.その後,西島研と一緒に1時間のピザパーティーで,卒業・修了生の新しい門出を応援!

btnorng OFCビデオ講演 (’20.3)  ビデオをウェビナー形式で講演を実施.現地の様子がリアルタイムで見られるのはなかなかだし,緊急事態宣言が発令されているカリフォルニアで会議を強行しているOSAも腹が座っている.

btnorng 応物副会長終了 (’20.3)  OFC渡航を中止したため,応物の最後の総会に出席することができた.多くの代議員から委任状を取り,少人数での開催となったが,無事終了.財満先生,波多野先生,平野様以下,理事の皆様との運営は,なかなか楽しかったです.波多野新体制の成功を祈るも,最初の講演会中止や,英国IOOPに販売委託する論文誌の支払い通貨ポンドの急落と,心配が多そう.

btnorng 近藤助教 (’20.3)  ‘17D修了の近藤君が,4月より宇都宮大学のテニュアトラック助教となることが決定.3月一杯で米国USCから帰国.

btnorng 全ての行事が取りやめ (’20.3)  2月中旬から本格的に問題になったコロナウィルス騒ぎ.全ての学会の春の大会が中止になり,卒業式や謝恩会+研究室の飲み会,入学式や新入生合宿も中止になった.サンディエゴのOFCは強行するようだが, 日本,北米のほとんどの企業は参加取りやめだそうで,本学も渡航自粛勧告が出て,出張取り止め,ビデオ講演に.そう考えると,215日に開催した同窓会主催の企業&学生交流会が,大規模な集会や懇親会の最後になる,という同窓会長の言葉が現実になった形.さて,この騒ぎが一体いつまで続くのか...?研究室は?授業は?オリンピックは?

btnorng 月間ダウンロード9 (’20.3)  Opticaの論文は2月期もダウンロードランキングに入った

btnorng 応物講演会中止決定 (’20.2)  2/25の入試日に合わせたように政府が集会の自粛要請を発表.応物は3.11震災時以来となる春の講演会を中止.上智大の岸野現地実行委員長をはじめ,関係の皆様には大変申し訳ありません.

btnorng 新型コロナウィルス問題 (’20.2)  当初,旧正月を迎える中国の問題と思っていたものが,クルーズ船乗客感染問題で国内でも徐々に拡大.だんだん怪しくなってきた.

btnorng 月間ダウンロード2 (’20.2)  伊藤君の論文はOptica誌の1月期ダウンロード数2となった.

btnorng 仙台のレーザー学会 (’20.1)  毎年1月という不思議な時期に開催されるレーザー学会.あまり接点がなかったが,近年,何かと呼ばれて行くことが多くなった.今回は応物副会長としてシンポジウムの冒頭挨拶のため.知った参加者が多かったが,ソニーがIEDMInP系をCMOSセンサに大規模に貼り付けたセンサを発表したというのは重要なニュース.近赤外展開を狙っている可能性があるのと,貼り付けプロセスが本格化する兆しも.あと東大・太田先生の転写プリンティングは簡単で汎用性があり,完成度の高い技術として注目.アイオーコアの進展もなかなかのもの.データトラフィックのボーレートは90130Gbaudくらいまでは行くのではないか,というのが多くの人たちの見解.

btnorng Opticaカバーに (’20.1)  伊藤君の論文は依然としてダウンロード上位でポータルサイトの報道も多数.Opticaのカバー頁にも採用された.

btnorng 片側波帯変調が論文掲載 (’20.1)  雛倉君が始めた研究を鎌田君が完成させた.LiDARへの有効性も示して,JLT掲載

btnorng 2Dビーム偏向がOpticaでランキング上位 (’20.1)  プリズムレンズを使った伊藤君の2Dビーム掃引がOptica登場.トップダウンロードランキング上位に

btnorng 機械学習の論文がEditor’s Pick (’20.1)  阿部遼太郎君,武田君の機械学習によるH0ナノ共振器の論文がOptics Letters掲載され,Editor’s Pickに選ばれた.協力いただく白川研に感謝.

btnorng VelodyneCESで小型LiDARを発表? (’20.1)  ラスベガスで開催される先端技術見本市CES4年前のQuanergyのソリッドステートLiDARのアナウンスに世界中が驚いたが,今回のVelodyne社の小型LiDAR(おそらくMEMS)もなかなかのインパクト.

btnorng ALD最適化 (’20.1)  ナノレーザの保護膜のために7年前から使ってきた原子層堆積法ALD.保護はできるものの,膜を付けるとレーザ特性の劣化が顕著だったが,低温堆積を行うと劣化が抑えられることを発見.JJAPに論文が掲載

btnorng 大掃除 (’19.12)  例年,教員室と学生室のワックスがけ大掃除をやっているが,今年は西島研の二部屋も加えた大規模なもの.人数も多いので,順調に完了.

btnorng 近藤君が来訪 (’19.12)  USCに滞在中の近藤君が一時帰国のついでに寄ってくれた.最近の研究に関するいろいろ議論に加え,久しぶりの横浜に関係者で繰り出す.

btnorng 忘年会 (’19.12)  40弱のやや小ぢんまりした集まりになったが,5時スタートから終電まで騒いだ.現役メンバー以外では ’98M修了神澤(以下,敬称略)が皆勤の出席.さらに有賀,市川,岩井,濱地.もっと近年では茂呂(婚約),矢澤(結婚),寺田(),酒本(結婚),北條,宮坂,悟朗,西條,横川,井口,寺田(裕)...その他,酒井の結婚,北の第二子誕生の話題も.

btnorngプリズムレンズの論文 (’19.12)  本研究室としては初のレンズに関する論文.前田君,秋山君の設計と実験がOptics Letters登場

btnorng 羽沢横浜国大 (’19.11)  大学の裏手,北門から徒歩10分の距離にJR-相鉄の新線が開業.大学名を冠した駅が社内で連呼されるのは相当なインパクト.横浜に行かない不思議なルートのおかげで新宿や渋谷から35分程度で座って来られるのも大変便利.数年後に東急が乗り入れると,さらに地域が激変するかも.

btnorng 今年のISPEC (’19.11)  毎年東大で開かれるシリフォト会議.今年はMITKimmerlingが体調不良で来られずもネットで発表.Chip era ended という言葉はなかなかインパクトあり.インテルからはいろいろ情報をもらった.

btnorng 富山のMOC (’19.11)  東工大・名誉教授の伊賀先生と仲間たちが集う国際会議MOC24回目.隔年なので48年の歴史になる.日曜日のチュートリアルでノーベル賞受賞の梶田先生を含めて豪華な招待講演者を揃えたが,500名ほど入るホールに150名程度というのはちょっと寂しい.でもブラックホールや重力波,ニュートリノと光計測の話は壮大なロマンを感じさせて勉強になった.馬場も同じチュートリアルでLiDARを講演し,Connie ChangBen Eggletonと議論した.ところでやっぱり富山は食べ物が旨い.海モノは日本有数だと思う.

btnorng 古門がやってきた (’19.11)  東京出張の前日泊を利用して古門がひょっこり研究室へ.相変わらず能天気なキャラで,仕事も楽しんでいる様子.「春に悟朗が来たよ」,「どんな感じでしたか」,「すごく元気そうだったよ」,「ムカつく!」...

btnorng 今年度のACCEL報告会 (’19.11)  およそ3年が経過したプロジェクトだが,社会実装に向けた強い指導に対して,現状を報告,およそ納得していただいた模様.

btnorng 日帰りのファブ視察 (’19.11)  上海のCMOSファブを視察.時間が取れず,早朝便で渡航,夕方便で帰国という強行日程.以前に視察した時よりはるかに設備が充実し,ショールームも派手で,資金が潤沢な模様.昼食に上海蟹で有名な陽澄湖に連れて行ってもらったのは貴重な体験.

btnorng 出版社のセミナー盛況 (’19.10)  S&T出版が企画した自動運転とLiDARのセミナーは同社でも近年にないほどの集客で関係者は大喜び

btnorng 台風襲来 (’19.10)  千葉に被害と停電をもたらした15号,東日本に大雨をもたらした19号と台風が暴れた.大学では15号による倒木や木の枝の落下が半端ない.特に機械工学棟の前の巨木が根こそぎ倒れたのは驚いた.幸い,電情棟や生物・電情棟には被害なし.19号は馬場や鉄矢の実家がある上田市で千曲川が氾濫し,一時は避難命令.でも命令が出ても,道路も避難所も満杯でとても無理という状況が判明.

btnorng CEATECQuanergy (’19.10)  Solid state LiDARをアナウンスして世界中に話題をまいたQuanergy.その後,なかなか難しいという話は聞いていたが,実際に光フェーズドアレイを使ったLiDARを展示.反射率10%の対象物で測距限界は20mとのこと.

btnorng ハートドリブン (’19.10)  アカツキ・塩田CEO’06卒)の書下ろし本はアマゾンの仕事関係書籍で4位にランキングされるヒット(全書籍でも76位).で,サイン入り本を送ってくれた.本学経営学部でも講義しているらしいし,ぜひウチにも来てよ!

btnorng 修了・進級 (’19.10)  社会人D岩瀬さんは修了し,雛倉君,鉄矢君はそれぞれ進級した.

btnorng Topological CREST (’19.10)  トポロジカル絶縁体を主なテーマとするJST CRESTに東大・岩本代表の提案が採択され,本研究室も参画することになった.

btnorng 次回のフォトニック結晶会議 (’19.10)  どこの学会にも属さず,決まった開催年もなく,有志だけで運営してきたフォトニック結晶会議PECS1999年の歴史的な会議から20年が経過したが,次回の開催が米国の放置で延び延びになっていた.それを日本が引取り,20213月東京開催の見通し.東大・岩本先生が組織委員長.

btnorng 北大の応物 (’19.9)  毎回,北海道は多くの参加者を集め,やや狭めの部屋はどこも満杯.LiDAR関連の論文を集めたコードシェアセッションも活発だったほか,トポロジカルもプラズモニクスも盛況.本研究室からは10件を発表した.雛倉君は前回講演で講演奨励賞を受賞し,記念講演を行った.馬場は副会長最後の講演会として,方々の行事に参加,研究室での打ち上げにようやく合流.3日目からはラグビーワールドカップでホテルが高騰.

btnorng Nature Photonics論文 (’19.9)  スローライトの現象,特にパルス同士の相互作用をまとめたレビュー論文が登場

btnorng 阪大の信学会 (’19.9)  電子情報通信学会ソサイエティ大会は,暑い大阪での開催.自動運転特集の冒頭でスローライトLiDARを招待講演.

btnorng Group IV Photonics (’19.8)  光通信研とまるかぶりだったため,自分の発表を最終日にしてもらい,その前夜の深夜便でシンガポールへ.LiDARの話はそれなりにインパクトを提供したと思う.それにしてもシンガポールの町の中心部の活気は凄い.そもそも英語と中国語を両方話せる国民というアドバンテージは相当なもの.また空港に新しくできたJewellの人工滝の規模も迫力も感動.十分に観光名所になる.

btnorng 幹事校4回目の光通信研 (’19.8)  今年で42回目という世界でも最古レベルの歴史を誇る研究会.2013年以来の幹事校(幹事はD2雛倉君).定年教員が増え,D学生が減った影響もあり,今年は教員発表が10人に及んだが,チュートリアル的な話を色々聞けて面白かった. また最後には「令和の時代に何が来る---光の30年後を考える」というブレーンストーミングを開催.教員と学生でいろいろ議論できてよかったのではないかと思う.

btnorng フル集積チップ実装 (’19.8)  ほぼ最終形態といえる集積チップをPCB上で光電子実装したデバイスが完成,テストを開始.

btnorng pHセンサが論文に (’19.8)  渡邊君のバルクフォトニック結晶レーザによるpHセンシングがOptics Express掲載された.

btnorng 夏の博論と修論発表 (’19.8)  社会人D岩瀬氏と修士短縮修了の鉄矢君の発表会が無事終了した.

btnorng 湖北工業が展示 (’19.7)  実装などで共同研究を行う同社がSiフォトウエハやLiDARチップをホンダ事業部で開催された展示会に出展

btnorng 電子情報通信学会誌に解説記事 (’19.7)  LiDARに向けた挑戦をまとめた解説記事を執筆,同誌に掲載された.

btnorng OECCStudent Paper Award (’19.7)  D2雛倉君が64Gbps変調で同賞を受賞.そのほか,フォトニック結晶LiDARのチュートリアル,同様にLiDARを研究するバークレーのProf. Ming Wuからは好評をいただいた.その他,片側波帯変調による測距実験,機械学習によるフォトニック結晶ナノレーザの最適化を発表.馬場は高熱を出して早々に退散.

btnorng 分割送受信光アンテナが論文に (’19.7)  鉄矢君の分割フォトニック結晶の送受信理論に関する論文がJJAPに掲載された.

btnorng ROUTE学生が加入 (’19.7)  B3以下の低学年から研究室に参加する制度: ROUTEで,野田君が研究室に加入した.

btnorng縦列アレイが論文に (’19.6)  鉄矢君の縦列アレイ型光偏向器.理論の部分がJJAP掲載された.

btnorngAPL Editor’s Picks (’19.6)  西條君のイオントロニクス制御の論文がAPL登場Editor特選に選ばれた.また,フォトニック結晶特集が組まれたMDPI Photonicsには,ナノレーザの最新のレビュー論文も掲載

btnorng微調整不要な2D偏向 (’19.6)  光ビームを偏向させるとコリメート条件がずれる問題を解決したプリズムレンズ.これにより,レンズ等の微調整が不要な広範囲の2次元光偏向を観測した.

btnorng玉貫君再び (’19.6)  10年前に研究員として在籍し,PCWドライバーを作ってくれた玉貫君が再び研究員に. LiDAR開発に従事.

btnorng今年の研究室旅行 (’19.6)  だいぶ同窓生が途切れてしまった旅行で参加は現役中心(OB参加は武田だけ).白鳥幹事企画の山梨のカートサーキット体験はなかなか.磯田のタイムアタック(当日ベストラップ)は凄い.久しぶりの貸別荘も綺麗で快適.

btnorngアカツキ大発展 (’19.6)  ’06卒業で’10に携帯ゲームソフト企業アカツキを創業した塩田君.数年前に東証マザーズ上場したと聞いて驚いていたら,いつの間にか東証1部に市場変更.横浜駅至近距離に作ったAsobuildうんこミュージアム30万人以上を動員して話題になり,さらにお台場にも進出.そしていつの間にか,サッカーの東京ヴェルディ を買ってしまったというからさらに驚き.令和のホリエモンになるか?

btnorngフルLiDARチップ (’19.5)  これまでの全ての要素を導入したLiDARチップが完成,各部品の動作を確認し,実装を開始.

btnorngLQE学生発表賞 (’19.5)  琵琶湖畔で開催された電子情報通信学会レーザ・量子エレクトロニクス(LQE)にてD2雛倉君が64G変調器を発表し,同賞を受賞.

btnorng学生室模様替え(’19.5)  12年くらい前に作った学生室の本棚机.さすがに狭くなったので,幅広のものに作り変えた.スパンが120cmになって快適度アップしたはず.

btnorng64G変調器論文,Nature Photonicsにも記事 (’19.5)  雛倉君の64GOptics Express登場.また,応物の注目講演がNature Photonicsでも報道された.

btnorng新体制のCR講習会 (’19.4)  昨年から加わった関口研と馬場研,西島研という実質的に利用する研究室で実施.講習自体も関口先生にバトンタッチ.

btnorngプラズモニクスの発光制御 (’19.4)  プラズモニクスにおける電界と磁界の非対称性とそれによる発光増強を理論化した社会人博士学生・岩瀬氏の論文が掲載された.

btnorng文科大臣若手表彰とNature Photonics論文 (’19.4)  OBの野崎君(’07D修了)は文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞に続き,フォトニック結晶リピーターの研究も論文掲載

btnorng三崎の新入生合宿 (’19.4)  この合宿も既に8年目.毎年使っていた上郷森の家が改修で利用できなかったため,今年は海辺近くのYMCAにて合宿を行った.晴れた日の広大なグランドで,一斉に行ったムカデ競争は壮観.

btnorng英会話する新歓 (’19.4)  Armandasが加入したので,新歓交流会も何となく英語が飛び交う.B4がかなり英語を話す.高橋君は初代TOEIC 900受賞者.

btnorngArmandas来日,新人配属 (’19.4)  学振のポスドクで,オーストラリアから来日して研究室に所属.2年間研究する. また新しい4年生5名も配属された.

btnorng岩本教授 (’19.4)  東大・荒川グループの准教授としてフォトニクスを牽引してきた岩本先生.昨年度は荒川先生の定年で独立グループとなったが,今年は教授に昇任.おめでとうございます.

btnorng修了・卒業・受賞 (’19.3)  今年は竹内君が,業績を総合的に評価して決まる本コースの工学府賞を受賞(つまり主席).実は古門君もほとんど業績が同じで,最後には他人の学会発表の連名数の差で竹内に決定.僅差の古門君は悔しがる.ただし両名に加え,西條君もCREATES論文表彰を受賞.また,鎌田君は学部の成績優秀表彰を受けた.終電間際まで続いた打ち上げが終わり,皆,それぞれの道に進む.渡邊君は英国へ出発.

btnorng古門単身の欧州旅行 (’19.3)  修論発表会直後から片道切符で欧州に渡り,40日近く各地を回って楽しんだ模様.

btnorngSaulius教授を囲む国際ワークショップ (’19.3)  先端科学高等研究院IASの主催で,プラズモニクスやセンシング,レーザ技術などを特集したワークショップを本学科で開催.豪州から1か月滞在中のSauliusと仲間たちが楽しい議論を繰り広げた.宇都宮大・早崎先生のビデオ(Good Design賞)が筑波大・落合陽一氏の発表で使われていることを初めて知った.またNPG出版の中国系雑誌Light2016年に出た論文1編の引用が既に300回近いというのも驚いた.中国恐るべし.

btnorng春の応物@東工大 (’19.3)  入試に重なったことで例年より約1割参加者が少なかったが,いずれにしても興味深い講演が続いた.元富士通の堂免氏が企画した「研究者にとってよい研究環境とは」的なシンポジウムは,名大・天野先生,東北大・大野総長に文科省の局長という豪華版だったが,会場からの発言も相次いで,非常に盛り上がった. また,今回から始まったAIエレクトロニクスとインフォマティクスのセッションは多数の集客があり,B4の二人が発表したインフォマティクスセッションは,64Gbpsの注目講演より聴衆が多かったような...

btnorng64G変調が応物注目講演 (’19.2)  雛倉君が終端付きメアンダライン電極を使ったフォトニック結晶変調器で64Gbpsの明瞭なアイ開口を観測.応物の春の講演会では,注目講演に選定された.

btnorng 同窓会就活セミナー (’19.2)  一昨年から大規模に実施している企画.今年も37社の企業が集結し,学生は物理工学も入って,登録は140名近くに及んだ.下の各種発表のちょうど中間の土曜日だったため,学生の手伝い確保に苦労したものの,大盛況にて終了.今年もKDDIは北條さんと塚本君が来場.打ち上げ飲み会では渡邊Naviも釧路から駆けつけて合流した.

btnorng 各種発表終了 (’19.2)  SFから帰国直後の伊藤君・渡邊君の博論発表会には森,石倉,茂呂,早川,矢澤,渡部,酒本,横川といったメンバーが集合.夜7:30までかかった審査会の後は暖房完備となった輪講室で慰労会を行った.矢澤は結婚報告していたような...←あいまいですみません.その後,1日挟んで修論発表会,さらに4日挟んで卒論発表会と続き,激しく忙しい一週間が何とか無事終了した.古門は片道切符で欧州旅行へ出発.

btnorng SFPhotonics West (’19.2)  毎年学生と参加する会議.CLEOなどよりレベルは劣るが,セッション数も展示会も大規模で,活気は光関係でも随一.SFには珍しい寒さだったが,新装オープンのモスコーネセンターは参加者で満杯.プレーナリー野田先生の他,荒川先生,小山先生,田邉先生,松尾さん,粕川さん,西出さん,LipsonConnieChoquettBimbergOsbayAdibiなど常連多数.本研究室は伊藤君:2Dビーム偏向,雛倉君:フォトニック結晶変調器56 G,鉄矢君: 縦列アレイなどを報告.鉄矢君は前の発表にキャンセルが出て,座長の指示で時間繰り上げ発表したら,ルール違反を係員に指摘され,何と同じ発表を2回続けてやった(こんなのを見たのは初めて).そのほか,ハイパワーVCSELを使ったLiDARがだいぶ盛り上がっている.ただし米プロジェクトAIM Photonicsはだいぶダメらしい.また中国の充実ぶりは10年前と隔世の感.

btnorng ACCEL中間評価会終了 (’19.1)  プロジェクト開始から25ヵ月.中間評価会が行われ,一定の評価が得られた.

btnorng2人が大ゼミに登場 (’18.1)  今年は同期の二人:北君(’12D修了)と平原君(’09M修了)が登壇してくれた.初回の北君は,ハーバード大の研究員になる前後の苦悩を初めて吐露した.三回目の平原君はJAXAのハヤブサ回収や南極渡航の貴重な体験を報告した.

btnorng粒子群最適化 (’19.1)  機械学習と同様の流れで,計算機による構造探索を大規模に実施.フォトニック結晶構造の円孔の位置や大きさを10nm単位で調整することで,性能が改善される.ご指導いただく中田助教に感謝.

btnorng機械学習で高Q (’19.1)  京大・浅野先生の発表に刺激され,今年,みんなで勉強に励んだ機械学習.H0型フォトニック結晶共振器を微調整することで,計算Q値は空気中で100万以上,水中でも10万以上が導かれた.

btnorngプリズムレンズ (’19.1)  光ビームを傾けるとビームがコリメートできないという問題があったシリフォト光偏向器.この問題を解決するプリズムレンズを考案,その効果を確認.

btnorng長谷川君からの年賀状 (’19.1)  修士修了直後から音沙汰がなかったが,奈良から年賀状が届いた.

btnorng近藤君来訪 (’18.12)  9月に米国に渡り,USCで研究している近藤君が一時帰国した. 楽しくやれている様子.

btnorng万戸秘書終了 (’18.12)  二度目の満期雇用止めを迎えた万戸秘書が退職.6年間大変お世話になりました.

btnorng今年の忘年会 (’18.12)  馬場が体調不良で,早々に退散.OB/OGも含めて40名あまりで宴会を行った.

btnorng高橋研究員雇用終了 (’18.11)  4月から主にエッチング装置でお世話になっていたが,雇用終了した.

btnorngIPDASiPHの統合 (’18.11)  電子情報通信学会の中で研究領域が近いIPDA(集積光デバイスと応用技術)とSiPH(シリコンフォトニクス)の研究専門委員会が統合することになった.新名称は集積光デバイス及びシリコンフォトニクス(PICS)となる予定.

btnorngIPDA@大阪のAI特集 (’18.11)  今期のIPDAの最終となる研究会が大阪にて開催された.「機械学習とフォトニクス」の特集に,会場を満席にする73名の来場があり,活発な質疑応答があった.帰りに京都の紅葉を見ることもできたが,有名所は長蛇の列.

btnorng酒本さん婚約報告 (’18.10)  電子情報通信学会招待論文賞の賞状などを受け取りに,酒本さん(’17M)がやってきた.左手薬指に光るモノも披露.

btnorng院試完了,新メンバー二人 (’18.10)  院試組は全員が合格.本研究室初の研究生として中国から李君が加入.さらに三年生からの飛び級生の倉橋君も.

btnorng除害系大規模メンテナンス (’18.10)  HIの流量が少ないので,一生保つと思っていた除害系がいつの間にか全部変色し,ガス検知器も不良状態.マスフローもレギュレータも怪しくなったので,全て一新.

btnorng矢澤君来訪 (’18.9)  転職の挨拶で矢澤君(’14M修了)がやってきた.年配メンバーで急遽,飲み会を設定.

btnorng総研棟撤退 (’18.9)  近年,利用が減っていた総研棟.研究室開設直後に購入したECR装置,ICPエッチング耐性を高めるために購入したEB照射装置は廃棄し,蒸着器,スパッタ装置,加熱装置はクリーンルームに,蛍光寿命測定装置は大学院棟に移動した.

btnorng WDM光偏向が論文に (’18.9)  フォトニック結晶光偏向器はもともと波長依存性と屈折率依存性があるので,4波長を合波して4方向に光ビームを出射した状態で熱光学効果による屈折率変化を加えることで,4方向並列ビーム偏向を実現.Optics Expressに掲載.

btnorng近藤君渡米 (’18.9)  東工大で学振PDだった近藤君(’16D修了)は海外学振PD(最長確か2.5年)に採択されてUSCLAに渡った.

btnorngACCELシンポジウム (’18.9)  応物最終日に重なるように開催され,6件の講演があった.さすがにACCEL代表やPMの人たちだけあって,見ごたえ,聴きごたえがあり,素直に感動した.初音ミクをプロデュースするクリプトン・フューチャー・メディア(株)の伊藤社長とも名刺交換.

btnorng50G変調を初報告 (’18.9)  MUX利用の電気信号生成に苦労したものの,雛倉君のメアンダラインデバイスによりアイパターンの開口に成功.

btnorng名古屋の応物 (’18.9)  以前より開催地が変則的になった応物.3年前に利用した名古屋国際会議場で再びの開催.そのためか,やや当初予約の参加者が減少.にも関わらず,当日参加が思いのほか多く,過去3年の秋季講演会の名古屋,新潟,福岡のいずれをも超える大会となった.本研究室からも発表したLiDAR特別シンポジウムやLiDARコードシェアセッションはいずれも盛況だった.

btnorng電子情報通信学会招待論文賞 (’18.9)  フォトニック結晶ナノレーザを用いたバイオセンサに関する招待論文が同賞を受賞した.

btnorngレーザ顕微鏡導入 (’18.9)  一種の贅沢品と思ってなかなか導入しなかったが,いざ使ってみるとフォトニック結晶の孔がかなり見えるので,迅速な観測には非常に有効.代わりに,研究室開設時に購入した25年超のオリンパスの顕微鏡は照明が使えなくなったりレンズ内部がカビに覆われたりで,廃棄へ.

btnorng渡部君がメインテナンスに (’18.9)  昨年度D修了の渡部君が新EBのメインテナンス検収でやってきた.みんな光通信研で出払っていて会えず.

btnorng今年の光通信研 (’18.8)  東工大・末松一門の研究会も既に41回を数え,世界的にも例が少ない歴史ある会議.例年,お盆の前に関東を中心とする22研究室が集結するが,今年は8月末に移動.阪大で研究室を運営する’02D修了の冨士田准教授グループも参加.本研究室は伊藤君がベストポスター,雛倉君と古門君が学生選出のアウトスタンディングポスターに選ばれた.

btnorng伊藤君入籍 (’18.8)  研究室始まって以来の初の学生結婚となった.ささやかなお祝い会で質問が止まらない.

btnorng光偏向器の大規模アレイ (’18.8)  32個の光偏向器を切り替える横方向偏向と,光偏向器への入射方向を変えて2倍の偏向角を得る縦方向偏向を実証した.

btnorng大規模オープンキャンパス (’18.8)  近年,規模を拡大し続けるオープンキャンパス.酷暑のキャンパスは学園祭のような賑わいでアイスクリームのキッチンカーに長蛇の列ができる状況.毎年この時期の光通信研究会が8月末に異動したので,久しぶりに研究室公開を担当したところ,2日間で350名以上の来場があって大混雑した.偶然見学に来た元助教の寺田博士にも,急遽,説明を手伝ってもらったり.

btnorngPetrov訪問 (’18.7)  ハンブルク大学の若手で,フォトニック結晶導波路の分散制御を本研究室と同時期に最初に報告したA. Petrov教授が本研究室を訪問,講演会を行った.

btnorngハイパワーレーザ特集のIPDA研究会 (’18.7)  本来の光集積とはやや距離があるが,最近,加工やLiDARで話題が豊富なハイパワーレーザを特集.NEDOプロを率いる東大・小林先生,ドイツFBHPaul Crump氏をお迎えし,さらに国内企業の目覚ましい発表が勢ぞろいした.参加者も90人超で,懇親会も盛り上がった.次回は11/22に大阪で光とAIを特集予定.ぜひご参加を.

btnorng工学研究院のWEB (’18.7)  近年,ほとんど更新されず,朽ち果て気味だったWEBをリニューアルした.各教員の最近のアクティビティも見やすくなった.

btnorng擬似FMCW LiDAR実験 (’18.7)  一昨年から行ってきた,ファイバ遅延線を用いて擬似的に測距を行った実験がようやくOptics Express誌に掲載された.

btnorng 国際光デーシンポジウム (’18.7)  2015年に行った国際光年に引き続き,ユネスコが国際光デーを5/18(メイマンがレーザ発振を成功させたといわれる日)に制定.ただし今年の同日は米CLEOと重なったため,日本学術会議は7/7(レーザ発振が正式に発表された日)にイベントを行った.特別講演の霜田光一先生は何と白寿の歳とか!理研の宮脇先生の講演は,細胞イメージングの様々な映像が非常に鮮やか.

btnorngチューリッヒのOSA会議 (’18.7)  スイスへの渡航は久しぶり.FanVucvicLipson,松尾さんらの近況を聞けて良かったし,雛倉君の40G変調の発表の反響もまずまず.國分研からETHに渡った渡邉君とチーズフォンデュを食べたり,アルプスを見分したり,ワールドカップで残念だったベルギー戦をスポーツバーで見て盛り上がったり,いろいろあって面白かった.

btnorngフォトニック結晶変調器の片側波帯変調 (’18.7)  QPSKマッハツェンダー変調器と同様の構成で,片側波帯変調器を実現した.変調信号の微調整でチャープ信号での動作も可能になり,FMCW LiDARへ導入できる可能性が出てきた.

btnorng尾形研究員雇用終了 (’18.6)  主にLiDAR光学系を検討してもらっていたが,6月で雇用終了した.

btnorngIAS棟引っ越し (’18.6)  旧学生室と休憩室を引き払い,測定室の正面の部屋に全てを移動,バイオ分析機器もそちらに移動した.

btnorng上下非対称放射構造 (’18.6)  スローライト光偏向器の送受信時の大幅な高効率化を実現する上下非対称構造に関して,実験でその効果を確認した.

btnorng明確な40G変調 (’18.6)  スローライトとRF信号の位相不整合を解消するメアンダライン電極.4月に論文が出たばかりだが,理論的に予測されていた終端抵抗との組み合わせによる動作帯域の向上が実験で観測され,明確な40G変調が得られた.

btnorngナノレーザの電気化学的制御 (’18.6)  ナノレーザを含む電気化学回路チップを製作したところ,バイアス電圧で波長や発振強度が制御できることを発見.ナノレーザのイオン感応性が改めて確認された.

btnorngスペクトル分析不要のバイオセンシング (’18.6)  4年前に発見したナノレーザの表面電荷に対する感応性.今日はイオン感応性と呼んでいるが,その原点となる発振強度への応答を利用し,アルツハイマー病や統合失調症のバイオマーカー候補と目されるCRMP2タンパク質の検出がElsevior論文誌に掲載された.

btnorngナノバイオ特集のゴードン会議 (’18.6)  百名あまりの参加者が合宿形式で議論を行うことで有名な歴史あるゴードン会議.ボストン周辺が通例だが,今年はボストンから200kmほど北上した森林地帯で開催された.本研究室のイオントロニクス効果はそれなりに話題を提供した.Yong Hee LeeAxcel SchererHui Caoといった懐かしき人たちとじっくり話せたのもよかったし,彼らの学生やその学生たちが活躍する米国の現状にも圧倒された.特にトポロジーレーザの結果には驚かされた.期間中,ワールドカップで日本がコロンビアに勝利したのも話題に.

btnorng今年の旅行はサバゲ― (’18.6)  昨年はフォレストアドベンチャーという新趣向に乗り出して大好評だった研究室旅行.今年は古門幹事がさらにサバゲ―企画を打ち出した.新潟県川場町の山奥にこつ然と現れる怪しい戦闘エリアで,迷彩服を着て空気銃を打ち合う.やってみるとなかなかの新鮮さ,緊張感,疲労感で十分に楽しんだ.翌日はTVなどでよく見かける吹割の滝を巡った.

btnorng充実のCLEO (’18.5)  最近,Photonics Westばかり参加していて,真面目にCLEO@サンノゼに全日程参加したのはいつ以来だろうか.驚くほど寒くて,長そで3枚くらいがちょうど.本研究室の歴代の博士学生: 野崎,北,近藤,現役の伊藤というメンバーが一堂に会したほか,東大・太田先生,慶大・田邉先生とも交流.内容については,レーザと光エレクトロニクス関連では,やはり随一の会議の一つであることを確認した.それにしても光フェーズドアレイの多いこと!LiDARも含め,明らかに会議の大きなトピックスだった.その他,トポロジカルも勉強になった.インテルが普通のp-n接合リブ導波路を表面準位PDとして5Vの逆バイアスで0.6 A/W50 Gbpsのアイを観測.いつの間にか余計なイオン注入をせずにPD動作するのが普通になっている?昨年1月の寺田君の論文の段階では他になかったと思うが.ところで東大・岩本先生が独立し,WEBページ作成に熱中していることが関係者の間で話題に.

btnorng西島先生のジンギスカン (’18.5)  西島研のスペースを利用して,西島先生自ら3つのコンロで大規模なジンギスカンパーティーを敢行.

btnorng新体制のCR講習会 (’18.5)  吉川研,羽路研,山梨研などが撤退し,新井研の跡地にスピントロにクスの関口研が誕生したことで,竹村研・関口研・西島研・馬場研という純粋なクリーンルーム利用者の講習会になった.

btnorng新しい合同発表会 (’18.4)  國分研が終了したので,新たに馬場研・荒川研・西島研で合同発表会をやることになった.まずは手始めに,教員3人が構想を披露する発表会を行った.

btnorngOptics Express3 (’18.4)  阿部君の2D光偏向,竹内君の加熱光偏向,雛倉君のメアンダライン変調器が相次いでOptics Express誌に載った.雛倉君の論文はEditor’s Choiceにも選ばれた.また光学にACCELプロジェクトのLiDAR構想の解説が載った.

btnorng國分先生送別会 (’18.4)  2月の最終講義,3月の國分研同窓会に引き続き,4月に最後のコース教員送別会を行った.國分先生は中部大学副学長として赴任した.

btnorngポスドク2名,B4年生5名加入 (’18.4)  ACCELプロジェクトと基盤(S)プロジェクトを推進するため研究員の増員を行った.また,新たにB4も加入し,過去最大人数となった.そのため,旧吉川研→新西島研に学生室スペースを間借りすることになった.

btnorng工学府が理工学府に (’18.4)  大学院が大幅に改組され,今までの物理情報工学専攻が数物・電子情報系理工学専攻になった.またコースが応用物理分野/情報システム分野/電気電子ネットワーク分野に変わった.


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